戸当たりゴムの色入れ方法(灰色)




ちょっとしたディティールアップでおなじみの戸当たりゴムの色入れ。 主に通勤型・近郊型車輌などの扉数の多い車輌にやると効果的で、 今までならエナメル系の塗料を使うやり方が主流だったのですが、 極稀にボディーに塗料が残ってしまうなどの問題がありました。
そこで最近発売されたのがコピックモデラーというスミ入れ専用ペン。 ペン先の細さが0.02で尚且つ水性であり、誰でも手軽にスミ入れや色入れができるので、使用している人も多いと思います。
ただこのコピックモデラー、黒色は非常にいい感じなので管理人も愛用しているのですが、 灰色となると色がイマイチだったり、色がかすれてしまうなどと、戸当たりゴムなどの灰色の部分への色入れにはあまり適していません。
そこで管理人は同じ水性塗料のポスカに目をつけ使用してみたところ、色もいい感じで結果も良好だったので、その色入れ方法をKATOの101系を題材に紹介したいと思います。




準備するもの @ポスカの「はいいろ」
A爪楊枝
B面貌(ティッシュでも可)
C適当な容器





作業@ まずは常識ですが、ポスカをよく振ります。
そしてポスカを用意した容器に押し付けて、中の塗料を出します。(押しすぎに注意!)
ちなみにポスカそのもので色入れせず、わざわざ中の塗料を出しているのは、そのままではペン先が太いため色入れしにくいからです。





作業A 先ほど出した塗料を爪楊枝につけてゴムに沿って色入れしていきます。
ここでポイントなのが爪楊枝は新品そのままではなく、先っぽを拉げさせておくこと。 このほうが爪楊枝に対する塗料の食いつきがよくなり、作業が早まるためです。





作業B 塗料が乾いたらはみ出た部分を面貌でふき取ります。
ただここではふき取るというより、削り取ると言ったほうが表現的にはいいかもしれません。
ちなみに面貌に水分を含ませる必要はありません。
どうしても取れない場合は、水分を含ませた面貌でふき取るといいでしょう。

この作業をすべての箇所にやると…





完成 このようになります。(先ほどと車輌が異なりますがご了承ください…)



戻る

Lastupdata 2009-4-12

Copyright(C) 2008,2009 さるぴお All Rights Reserved