青森運転所 12系"ふれあいみちのく"
1986年7月、12系客車をベースに土崎・郡山工場で改造されたお座敷和式客車です。 両端に展望室があり、各車両に東北地方北部の観光地の名称が与えられ、当時、盛岡客車区に所属していたことから、ファンの間では「モカ座」と呼び親しまれていました。 同年8月23日に営業運転を開始し、東北地区をメインに全国各地を駆け回りましたが、2002年5月、急行「惜別ふれあいみちのく」号で正式に引退しました。 模型はあまり細部にはこだわらず、KATOの12系をベースに再現しています。 ■前面 向って左が824で右が823です。823はずっと機関車と連結される車にしたのでsinkyoカプラーにしました(愛称窓やテールライトレンズが入っていないのもそのため…)。 肝心の展望室部分は、ペアーハンズの「ふれあいみちのく展望室パーツセット」を使用しました。 窓は一つ一つプラバンから切り出したものをはめ込みましたが…出来が。。
■側面 スロフ12 823 オロ12 845 オロ12 846 オロ12 847 オロ12 848 スロフ12 824 障子はタックテープで表現。展望室の窓はサッシをヤスリで削り、コンパウンドで仕上げました。 また中間車は全部同じように見えますが、848のみ向きが逆になってます。窓埋めする際には注意が必要です。
■妻板など 普通は妻板までラインは入らないのですが、なぜか入っています(もちろん実車も)。 スロフはデフォでは幌がついてなかったので、オロについているものと同じものを取り付け。 また、屋根上のベンチレータは実車では一部撤去されている筈ですが、今回は一切いじってません。 ■参考文献 鉄道模型趣味1991年2月号
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